『どんどこ!巨大紙相撲~にしすがも場所~』も4日目になりました。
今日は巨大紙力士をはじめ「のぼり」や「化粧回し」を作ったり、来週の「千秋楽」でお客様にお出しする「ちゃんこ鍋」の試作をしたり、こなさなければならない「稽古」がたくさんあります。
そこで、今回は制作番とちゃんこ番に分かれて活動することに。
KOSUGE1-16の土谷理事長が「ちゃんこ鍋作りたい人!」と言うと、たくさんの手が挙がり、じゃんけん合戦の結果、ちゃんこ番が決まりました。
ちゃんこ親方は、この日のためにひそかに自主練をしていたという豊島区からのインターン・スタッフです。
ちゃんこ番の子ども力士は、まず鍋の具材のアイディア出しからスタート。

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「どんどこ巨大紙相撲~にしすがも場所」3日目、今日からは「出稽古大作戦」です。
次第に仲間も増えてきて、今日は15人の子ども力士が参加。3回目ということもあって、集まって早々、みんなわいわいにぎやかでした。
今日はいよいよ街中での稽古です。「にしすがも場所 千秋楽」でお披露目する稽古写真(ブロマイド!)を撮影すること、まちの人に自分たちの相撲部屋に所属する巨大紙力士の「しこ名(力士名)」と部屋の名前をもらうことが、今日の稽古内容です。
まずは「にしすがも創造舎」の校庭で腕試し。
校庭では、グリグリプロジェクトのメンバーが焼き芋を焼いていて、もくもく立つ煙にみんな「いいなー」と言いながらも、おもしろいポーズを考えます。車と力士を戦わせたり、力士同士を戦わせたり、なかなかみんなセンスフルでした。
そしていよいよ3つの部屋毎に、巨大紙力士を持って、街へくり出しました!
初めての外出、かつ巨大紙力士連れ、ということで、親方たちはちょっと心配でしたが、そんな心配をよそに、こどもたちは自由に街を見て、道を闊歩してゆきます。
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近所に住む子どもたちの抜け道の詳しさにはびっくり。さすがです。

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読んだ本:「んぐまーま」「しろいうさぎとくろいうさぎ」「しずかでにぎやかなおとのほん」「穴」など
えほんの会では、最初にみんなで楽しい自己紹介を行うことがあります。今回は、それぞれ手に持った楽器を使って、子どもも大人も今日の自分の気分を音にして自己紹介しました。「まだちょっと眠いので“フォォ~ン(気の抜けた音)”こんなかんじです」「ちょっと緊張してて“リンッ(張りつめた音)”です」などなど。恥ずかしがる子どもの気分をお父さんお母さんが音で代弁したりするのはとてもほほえましい光景です。もちろん、お子さんが自分で自分の音を出せたときには拍手喝采!今回もそんな楽しいあいさつからスタートしました。

「しずかでにぎやかなおとのほん」では、全員好きな楽器を手に持ち、心と耳を澄ませ、絵本のことばから感じるままに音を出し合いました。ぱぱの膝の上で熱心に太鼓の音を出してた子も!
「しろいうさぎとくろいうさぎ」では、子どもたちが絨毯に寝そべって気持ちよさそうに聞き入っていました。これは私も昔好きだった絵本。この子たちの心にはどんなふうに染み入るのかなぁ。
窓からは暖かな日差しが差し込み、外には真っ赤な柿が実り、とても気持ちの良い秋晴れの一日でした。

「どんどこ巨大紙相撲~にしすがも場所」、「巨大紙相撲教習所」編の2回目です。
先週は、自分よりも大きなダンボール、扱い慣れない道具のこともあって、巨大紙力士の制作が予定ほどスムーズに進みませんでした。力士の外形はできたものの、「これこそ我が部屋の力士!」と、愛着を感じるには、もっといろいろと自分たちらしいカスタマイズを加えていく必要があります。
当初の計画では、(先週台風のための見送った)地域にちなんだしこ名を見つけるための「まち歩き&力士撮影会」をする予定でしたが、計画を変更して、にしすがも創造舎で、力士制作に集中する「強化合宿」(またの名を「つくりもの地獄」!)を行うことになりました。各相撲部屋毎に前回つくったものも含めて3体の力士を完成させることがミッションです。
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今日が初お目見えの子ども力士も4人いましたが、たとえ出会ったばかりでも、今日中に3体の力士をつくる!という目標を前に、子ども力士たちの間にも、自然と協力体制が生まれます。
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ダンボールを切り抜く、「まわし」をとりつける、その「まわし」に模様を描く、子ども力士たちはそれぞれ自分の得意分野を生かし、力を合わせて最強力士をつくっていきます。
今回は、巨大紙力士以外の新しい制作アイテムとしてチョンマゲのカツラが登場。
KOSUGE理事長は、今日は床山さん(力士の髪を結う人。大相撲の優勝力士インタビューの時に、大銀杏を直しているあの人!)に大変身して、子ども力士にチョンマゲカツラづくりを指導。
自分の頭の大きさに膨らませた風船の上に、新聞紙をぺたぺた貼っていきます。
早くカツラをかぶって、土俵を叩きたいですね。
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また今日から、スタッフのみで構成される、通称大人部屋が結成されました。
胸毛の生えたドレッドヘアの黒人力士や、なぜか泣き顔の力士などの姿を見て、「何かずるくねー?!」「絵の具つかってんぞー?!」と、子ども力士たちは対抗心メラメラでした。
スタッフも、子ども力士の度肝を抜く最強力士をつくるため、真剣勝負です。
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2時間半、休憩もそこそこに制作を行い、今日の目標であった各部屋3体の力士を完成!
全身メタリックな力士も登場!圧巻でした。
「やっぱ、銀の力すげ~」と、他の部屋の子ども力士から感嘆の声も。
最後の練習稽古では、軍配を持って取組みを仕切ったり、取組み結果を板書したする、子ども行司も登場!
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怒涛の力士制作と練習稽古を経て、子どもたち力士は、自分たちの巨大紙力士にも、部屋の兄弟弟子にも、親方にも、親愛の情が芽生えさせていたようです。
次回は、この勢いにのって「出稽古大作戦」をスタートします。
巨大紙力士を連れて、街に飛び出し、谷町(力士を応援してくれるサポーター)を探します。
晴れますように!!

いよいよ「どんどこ!巨大紙相撲~にしすがも場所」がスタートしました。
東京は台風が直撃という、とても残念な天気になってしまいましたが、1年生から6年生までの子どもたち10人が集まりました。
北は北海道、南は沖縄から出張してきた、たくさんのスタッフや、部屋の中に作られた土俵と巨大な紙相撲力士に、みんな興味津々。力士は、これまでの近隣の小学校や児童館でのデモンストレーションで使ったきたもの。
まずは巨大紙相撲協会理事長(!)であるKOSUGE1-16の土谷さんから「ごっつぁんです」と、ごあいさつ。子どもたちも、自分が呼ばれたいニックネームに「関」をつけて、力士風に自己紹介(「○○関です」)。スタッフは親方役です。
「力士の自己紹介はしないの?」という子どもたちからの声で、それぞれ気に入った力士を選び、しこ名を相談。
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「勝つという意味を込めて『勝(まさる)』!」
「ボロくないから、反対にして、『ロボ』!」
ピカピカしたテープがついていたことから、「ピカリンフレッシュメタボ」という連想も生まれました。
取り組みでは、学年が大きい子が集まった部屋(チーム)が勝つかと思ったけど、低学年の子たちの部屋が勝ったりしてびっくり。
初めての体験で、どんどこ叩きすぎて手が痛くなっちゃったかな。白熱した戦いが繰り広げられ、子どもたちもどんどん紙相撲に引き込まれていったようでした。
そして、いよいよ力士を自分たちでつくってみることに。
初めて会うお友達と大きなダンボールを目の前にして、はじめはなかなか手が出なかったけど、沖縄から出張してきたりんりん親方をはじめ、部屋についた親方の力を借りて、力士を作っていきます。
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ダンボールカッターでダンボールを切るのは力もいるし、角度も考えなければ切りにくく、コツがいるけれど、低学年の子も親方に助けてもらいやってみたら、意外にテクニシャンで親方もびっくり。
どこを押さえたら切る人が切りやすいか、どうすればケガをしないか気をつけながら活動していきます。
1年生の男の子は、切っている3年生の男の子を「がんばれがんばれ」と応援していました。
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力士制作の一方で、最終日の「にしすがも場所」で、優勝した力士に授与される優勝カップや、優勝パレードで力士が乗るオープンカーやなどのデザインもしていきます。
やっとの思いで力士を切り抜いて形になると、ある種の達成感が!
といってもまだまだこれからいっぱい作るのですが。道は長い。がんばるぞー。
すごくメタボな力士がいたり、少し背が低くてやたら胸の大きな力士がいたり(小錦みたい!)、ちょんまげまで作っちゃう力士がいたり、個性的な力士が形作られました。これからどんな装飾がされるのか、期待です。
最後に、生まれたての力士で一勝負。
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「残った残った!」
みんな負けないように丈夫に作ったので、必死にたたいても足がしっかりしてなかなか動かない力士も。
お互い後ずさりして勝敗が決する取り組みもあり、笑いが起こりました。「ちょ、ちょ、待てよ」という感じ。
他と比べて背の低い小錦(?)は、体の重量にまかせて相手を押しだしていました。さすが。
自分たちで作った力士で取り組みをしてみて、少しずつ愛着が湧いてきたのではないでしょうか。
「ねぇ、次は何するの?」「次もよろしくね、親方!」という子も。
千秋楽に向けて、強い部屋にするぞー!
これから4回、「ごっつぁんです!」。


毎回1つのキーワードをもとに、パティシエさんと一緒にスイーツを楽しむ親子向けワークショップ「パティシエさんのワゴンカフェ」。今回は「くるくる」がキーワードのスイーツです。
エプロンを身につけた子どもたちの前に現れたのは、いろんな種類の食品器具。これ、みんな「くるくる」に関係あるものばかり!「どんなことに使うかわかる?」「おすし巻くやつ!」「こうやってクリームかきまぜるの!」「これは…わかんない!(ワインのコルク抜きでした)」みんなで器具を手にとりながら、パティシエさんと、台所の中で見つかる「くるくる」の話をしました。

次にヒロミパティシエさん、みんなの前で粉や水などを混ぜ、それをこねこねこね。薄くのばしてくるくる巻いて、渦巻き型のシナモンロール作りを実演しました。
さてさて、みんなもパン生地に触りたくてうずうずしっぱなしの様子。くるくるこねこねしたいよね!

それぞれがパン生地を手にして、くるくる作りのスタートです。ぶどうのつぶのように丸める子もいれば、棒状にのばしてそれをカタツムリのように丸める子も。それぞれ思い思いの「くるくる」を自由に作っています。あら?うさぎの顔もできたのね。
みんなの作った「くるくる」は残念だけど食べられないけども、今日はもう一つおまけで食パンとジャムを使って食べられるくるくる巻きを作りました。

くるくる巻きと、パティシエさんの作った焼きたてシナモンロールとで、みんなそろっていただきまぁす!
教室中がいいにおいで溢れていました。

 

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読んだ本:「うさぎちゃんとおひさま」「やさいたちのうた」「このにおいなんのにおい」「いちご」
天気もいいし、みんな運動会の応援に行っちゃったかな~。ということで、10月のえほんの会はとっても少ない人数でのんびりゆったりと行われました。食欲の秋、おいしいものがいっぱいの秋、そんな時期にふさわしく、食べ物がたくさん出てくる絵本を読みました。午前は、「やさいたちのうた」を読みながら、さやかおねえさんたちがからだを使って次々と出てくる野菜になりきってみました。茄子になってぶらさがってみたり、トマトになってケンカしてみたり、竹の子になってどこまでものびてみたり…。

071013ehon2.jpg午後は、今度は大人も子どもも混じって、カレーライスの材料になりきってカレーライス作りをしました。包丁役の子が野菜役のお父さんお母さんお友達をトントンときざんでお鍋の中へ!大きなしゃもじでみんなをかき混ぜて、味をみて、「塩が足りない!」とたんに野菜役の子も鍋から飛び出してみんなで塩探し!最後はルーをご飯にかけてできあがり!
最初は「山天国(という名の遊具)」の上で高みの見物をしてた子も、いつの間にか参加して、最後には特大カレーができました。あーおなかすいたー。

読んだ本:「このにおいなんのにおい」「ユックリとジョジョニ」「ことばあそびうた」「これはのみのぴこ」「知らざあ言って聞かせやしょう」など
午前の会・午後の会ともにちがう演出を加えた趣の異なる「ユックリとジョジョ二」を披露。絵本の中のアコーディオンも登場!午前の「ユックリとジョジョ二」では、絵本に出てくるダンスシーンに合わせて子どもたちも楽器やおもちゃで音を入れて参加。最初はにぎやかに鳴り響いていたいろんな音が、物語が進むにつれて変化が見え、最後の方では音が洗練されお話とぴたりと合う瞬間が生まれました。午後の「ユックリとジョジョ二」は、じっくり、ゆっくり、大切に読みこみ味わい、体の奥深くに染みこむような読み聞かせとなりました。写真は午後の会での1コマ。

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読んだ本:「もこもこもこ」「ひみつのがっき」「えをかこう」「まちんと」
「ひみつのがっき」では、じんくんママも読み手に参加して、みんなで体を使って楽器の形と音を表現してみました。「えをかこう」では、さやかおねえさんが絵本を読みながら教室の大きな黒板を使って絵を描き、そこに子どもたちも参加して、黒板いっぱいにみんなの絵が広がりました。

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パティシエさんといっしょに、親子でスイーツの時間をより楽しくおいしく味わうこのワークショップ。
6月のタイトルは「ふわふわ・ころころを感じよう」です。
集まった子どもたちは、家から持ってきたマイ・エプロンをつけて気分はあっというまにミニ・パティシエ!始まる前から楽しそうです!
まずは、ふわふわ・ころころを体・心で感じます。綿やどんぐり、いろんなものを手で触ったり頬にあてたりしながら、ことばのイメージを広げました。

次に、パティシエさんがイメージした「ふわふわ・ころころスイーツ」をパティシエさん自らみんなの前でデコレーションして完成させたら、さあいよいよみんなの番だ!子どもたちからは「早くつくりたーい!」と声が上がり、一方大人は心の中で「早く食べたーい!!」。

生地にクリームをしぼったり果物をはさんだり、ふわふわの粉雪を降らせたり、簡単なデコレーションを、子どもたちは夢中になって挑戦!それぞれが思い思いにケーキをデコレーションして、見た目もかわいく、そしてなんといってもおいしー―い、ふわふわころころシューケーキを完成させました!

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