ほうれんそう、白菜、にんじん、大根、春菊。おもわず「お鍋がしたいね!」といってしまうような、秋冬の野菜畑ができました。タネから育てていくので、まだまだ形はありませんが、ちいさな芽はどれも同じように見えるのに、これがみんな違う野菜になっていくって不思議です。いまは、カバーをかけたトンネルの中で、静かに育成中。これからのレポートを楽しみにしててください!

 

7月から約2ヵ月ものあいだ、トマト、オクラ、とうもろこし、パプリカ、ゴーヤ、エダマメなどのいろいろなお野菜が収穫できましたが、夏野菜も、いよいよおしまいの季節になりました。もう実のならなそうな夏野菜のほとんどを抜いて、たい肥用にこまかくきざんで、土にはあらたに肥料をくわえて秋冬の畑の準備をしました。9月だというのに30度以上もある気温の中、次回種まきができるようにみんなでがんばりました。秋冬も、いろいろな野菜を作りたいという気持ちはみんな一緒のようです。新しいメンバーが12人も加わって、ますますにぎやかになりそうです!

読んだ本:「このにおいなんのにおい」「ユックリとジョジョニ」「ことばあそびうた」「これはのみのぴこ」「知らざあ言って聞かせやしょう」など
午前の会・午後の会ともにちがう演出を加えた趣の異なる「ユックリとジョジョ二」を披露。絵本の中のアコーディオンも登場!午前の「ユックリとジョジョ二」では、絵本に出てくるダンスシーンに合わせて子どもたちも楽器やおもちゃで音を入れて参加。最初はにぎやかに鳴り響いていたいろんな音が、物語が進むにつれて変化が見え、最後の方では音が洗練されお話とぴたりと合う瞬間が生まれました。午後の「ユックリとジョジョ二」は、じっくり、ゆっくり、大切に読みこみ味わい、体の奥深くに染みこむような読み聞かせとなりました。写真は午後の会での1コマ。


グリグリの参加アーティストであるカブさんがデザインしたガチャガチャが、にしすがも創造舎に登場しました。中身は植物のタネ。カブさんがこれまで栽培してきた植物のタネなのだそうです。なんのタネかは出てきてからのおたのしみ!
カブ(美術家/深沢アート研究所緑化研究室代表)
https://www.hukalabo.com

IMG_2801_a.JPG日ごろ、グリグリのメンバーたちがどんな畑を作り、どんなことをしているのか体感してもらおうと、一日イベントを開きました。あそびコーナーでは、竹の水でっぽうで遊んだり、葉っぱで造形をしたりしました。「とれたてやさいかふぇ・かぼーん」では、この日の朝採れたばかりの野菜を使ったカナッペや、畑で栽培しているミントを使ったアイスミントティーなどを用意しました。グリグリのメンバーたちで考え、手作りしたものばかりです。

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読んだ本:「もこもこもこ」「ひみつのがっき」「えをかこう」「まちんと」
「ひみつのがっき」では、じんくんママも読み手に参加して、みんなで体を使って楽器の形と音を表現してみました。「えをかこう」では、さやかおねえさんが絵本を読みながら教室の大きな黒板を使って絵を描き、そこに子どもたちも参加して、黒板いっぱいにみんなの絵が広がりました。

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グリグリのグリーン&ワークショップを監修してくれているカブさんによる、造形ワークショップ(子ども対象)を開催しました。この日は「自分の木をつくる」ことにチャレンジします。畑には、たくさんの植物が植わっていて、それらの植物をじっくり観察して好きな葉っぱをまず子どもたちがえらびます。ぜんぶ違う形の葉っぱをえらぶ子や、香りでえらぶ子、葉っぱだけど集めたらどこか海草のように見えるセレクションをする子、お花もまぜちゃう子など、みんなそれぞれです。集めた葉っぱをパウチしてからハサミで切り取り、「自分の木」に葉っぱをくっつけていきます。「自分の木」ももちろん子どもたちの手づくり。かわいい、いろいろな木ができあがりました。

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都会の、マンションに囲まれたこの場所で畑づくりを初めて約1ヶ月。夏のような暑さのおかげで、畑の植物はみるみる成長しました。ひと月前にタネをまいたとうもろこしは、子どもの身長をこす勢い。ズッキーニも10センチ近い実をつけています。この日は、まだ苗の小さいパプリカに大きな実が成っていたので、実が栄養をとりすぎてしまうと株が大きくならないということで、実を採ってみんなで試食しました。甘くて肉厚で、あまりのおいしさにみんな感動しました!子どもも大人も「おいしーい!」の大合唱でした。すべての植物がうまく育っているわけではなく、芽の出ないものや病気のもの、ほとんど成長のないものもあります。だからこそ、この実りは格別なものなのです。それにしても、始めは何ができるのかわからなかったような土地で、これだけの体験ができることに、大地の偉大さを感じる人は多いはすです。
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さて、今日はグリグリの活動になくてはならない二人のアーティストを紹介したいと思います。植物を扱う美術家のカブさんと、コミュニケーションデザインに関わる様々な活動をしている坂倉杏介さんです。

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パティシエさんといっしょに、親子でスイーツの時間をより楽しくおいしく味わうこのワークショップ。
6月のタイトルは「ふわふわ・ころころを感じよう」です。
集まった子どもたちは、家から持ってきたマイ・エプロンをつけて気分はあっというまにミニ・パティシエ!始まる前から楽しそうです!
まずは、ふわふわ・ころころを体・心で感じます。綿やどんぐり、いろんなものを手で触ったり頬にあてたりしながら、ことばのイメージを広げました。

次に、パティシエさんがイメージした「ふわふわ・ころころスイーツ」をパティシエさん自らみんなの前でデコレーションして完成させたら、さあいよいよみんなの番だ!子どもたちからは「早くつくりたーい!」と声が上がり、一方大人は心の中で「早く食べたーい!!」。

生地にクリームをしぼったり果物をはさんだり、ふわふわの粉雪を降らせたり、簡単なデコレーションを、子どもたちは夢中になって挑戦!それぞれが思い思いにケーキをデコレーションして、見た目もかわいく、そしてなんといってもおいしー―い、ふわふわころころシューケーキを完成させました!

*これまでのスイーツリストはこちら

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読んだ本:「ぽぱーぺぽぴぱっぷ」「おなかのすくさんぽ」「たあんきぽおんきたんころりん」「ビスケットのかけらがひとつ」
「おなかのすくさんぽ」では、さやかおねえさんの、前半の「い・れ・て!」(主人公が動物の遊びに加わろうと言ったことば)の一言で、聞き手はあっというまに物語の世界に引きずりこまれてしまいました。ともみおねえさんのピアノの音が物語にさらに臨場感を与え、まさに全員で森の中をぐんぐん進んでいるような、そんな時間となりました。
「ビスケットのかけらがひとつ」では、みずえおねえさん&じんくんママの読み聞かせに、さやかおねえさん&だいちゃんの即興劇で、いろーんな刺激が迫ってくるおもしろい感覚に。物語の進行とともに、蟻になり、犬になり、太陽になり、弓矢になり…と、二人の姿がかわっていく様が、とても見ごたえのあるミニ舞台でした。