読んだ絵本:「はなをくんくん」「ぽぱっぺぽぴぱっぷ」「ぼくのくれよん」「ガッタンゴットン」「へんてこへんてこ」など
いつもより早く満開を迎えた桜がハラハラと舞い散る中、今年度最後のえほんの会を開催しました。今回は、久しぶりのえぽんずメンバーも大集合、ゲストもお迎えして、春を迎えるワクワクが溢れた賑やかな一日となりました。
午前の部、まずは種になったつもりで身体ほぐし。暗い土の中からモゾモゾモゾモゾ、芽吹いてグングン伸びて、ひまわりやトマトなど思い思いの花を咲かせた身体をフワフワと風に漂わせました。そして再び土に還り、種に戻ったら、絵本のはじまりはじまり…

一冊目は、「はなをくんくん」。冬眠していた熊たちが春の匂いを感じ、森に溢れ出す笑い声。今の季節にピッタリな絵本でした。続いては、「ぽぱっぺぽぴぱっぴ」という言葉遊びのような絵本。伝染していく「ぱ行」の響きにピアニカの演奏も重なり、えぽんずメンバーがお客さんの中に入って行くと、自然と笑顔も広がります。

三冊目は「ガッタンゴットン」。ゲストの叩くジャンベ(アフリカの太鼓)のリズムと共に、みんなで足踏みや楽器を鳴らしながら旅に出かけました。四冊目はお客さんからのリクエストで選ばれたお話。ぞうさんの作った落とし穴が、もぐらや雨のおかけで巨大な泥んこプールになってしまう「ぞうさんのおとしあな」。プールに入った様子を身体も動かして楽しみました。

そして午前の部の最後の絵本は、久しぶりの「ことばのあいうえお」。あ行~わ行まで、五十音を繰り返すうち自然とリズムが生まれて歌になります。「い」は「いたい」など、五十音の一つ一つから始まる言葉が一ページずつ描かれた絵本。お客さんの「ストップ」の合図で開いたページの言葉をえぽんずメンバーが広げていきました。最後はちょうど「さ」で「さようなら~」、ということで絵本はおしまい。
でも、会はまだ終わりません。この日ゲスト参加の純子さんが、「えぽんずソング」を作って来てくれました!ぱ行の歌詞がたくさん出てきて、ジャンベや手拍子でみんなで歌ってみました。みんなで「ピピパプペパ~」と何回も歌ってから会をお開きにしました。
さて、お昼を挟んで午後の部は、赤ちゃんを抱えたパパママえぽんずメンバーも参戦。さらに賑やかに始まりました。一冊目は「ぼくのくれよん」。「絵本が見えるとこまで寄っといで~」と声をかければ、かぶりつきの子どもたち。みんなが好きな色を尋ねてみたり、絵本の中に登場しなかった色を部屋の中で探したり、「もう一回読んで!」というリクエストもあって大盛り上り。

そのままの勢いで、再び「ガッタンゴットン」と旅に出ます。帽子を被ったサーカスが登場したり、山に登って「ガッタンゴットンガッタンゴットン」みんなで部屋の中をあっちへこっちへ一緒に旅しました。

旅が終わるとそこに登場したのは橋。三冊目の「へんてこへんてこ」は、渡ると不思議な事が起こる不思議な橋のお話。えぽんずメンバーが身体で作った「へんてこ橋」。渡ると身体が長~く長~く伸びてしまうのです。犬や猫、キツネに象など様々な動物が長~くなってしまうのを、お母さんや子どもたちにも実演してもらいました。言葉と音楽の境目を自由に行き来する子どもたちは、いつの間にか楽器ブースも作って準備万端。絶妙なタイミングで絶妙な音楽を奏でて、お話を素敵に演出してくれました。

締めくくりは、立ち上がって身体を動かしながら「知らざあ言って聞かせやしょう」という歌舞伎のお話を。読み始める前に、足を踏み鳴らしながら一斉にジャンプする練習、歌舞伎の世界へ突入です。お母さんたちにも一ページずつ「さあ!」と読んでもらいます。最初は突然の事に戸惑う方もいらっしゃいますが、だんだん要領が分かってくると歌舞伎役者っぽい演出がみんな上手くなり、足踏みもジャンプも元気になっていきました。

使われている言葉も内容も難しいお話、抽象的な言葉が一見意味なく羅列されているお話、たくさんの生き物や自然に気づく事のできるお話など、色々なお話が絵本の世界には溢れています。えぽんずメンバーは、その世界を身体の動きや音楽を織り混ぜて広げて旅をします。そして言葉や音楽、リズムと身体がまだまだつながっている子どもたちの生きている世界と出会う時、そこに現れる世界の深く静かな豊かさに、大人は毎回ハッとさせられるのでした。
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☆3月のえぽんずさん:
赤羽さや香さん、竹内みずゑさん、田中晶さん、渋谷橙さん、菊池千里さん、櫻井拓見さん
ゲスト:
柳澤純子さん

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