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参加アーティストArtist

西 陽子 (にし ようこ)

箏曲家

和歌山県出身。東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。沢井忠夫・沢井一恵の両氏に師事。1993年、平成5年度文化庁芸術研修員に選ばれる。東京にてソロデビューリサイタル開催。その後、国内はもとよりアジア、欧米の各地で演奏活動を行い、高く評価されている。CD『筝組曲 植物文様』『ファンタスマ』をリリース。2001年から04年まで西陽子筝リサイタルシリーズ「face」を行い、宮城道雄、沢井忠夫の独自の解釈による演奏から、西洋楽器とのコラボレーション、現代音楽作品の演奏・初演、打楽器との即興を含むライブ、電子音楽との試み、日本に伝わるわらべうたの編曲、自作自演など筝のあらゆる「顔」を見つめた。06年より西陽子筝コンサートシリーズ「letter」をスタート。「音」と「ことば」を探究し、社会や生活の中での音楽のあり方を見つめる活動を始める。新作初演、国立劇場における復元楽器(瑟、箜篌、エジプトのアンギュラーハープ)の演奏、オーケストラとの共演、国内外のアーティストとの即興演奏、他分野の邦楽家や美術家・作家・詩人とのコラボレーション、自作自演等ソロ活動は多岐にわたる。伝統と現代の間で、より根源的な視点に立って筝を見つめ、自由な発想と感性で筝の音楽を追究している。