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参加アーティストArtist

明神 慈 (みょうじん やす)

劇作家・演出家・着物所作指導

高知県生まれ。1993年日大芸術学部演劇学科卒。97年ポかリン記憶舎にて東京を拠点に演劇公演活動開始。ゆらぐ心と身体を軸に、日常と非日常の狭間を漂う甘美な時空間を「地上3cmに浮かぶ楽園」と銘打ち、観客を半睡ぎりぎりの快楽へと誘い、覚醒へと導く。

国内外で公演し、10年3月は韓国、ソウルのアルコ劇場で韓国人俳優と創作公演を発表。生命力に溢れた詩のような世界観を立ち上げた。11年11月、高知県立美術館にて日韓合同で創作公演を行う。

表現形態は、音楽劇、リーディング、パフォーマンス、フィジカルシアター(ことばのない身体を中心とした身体劇)と多様である。

劇場の他にも温室、美術館、ギャラリー、カフェなど、場の力を使った公演も多い。

俳優のゆったりとした動きやことばが幾重にも織り重なった時空は、人間の強さ、美しさを再発見する演劇と評され、パフォーマンス「和服美女空間」はダンス界でも注目を集めている。

現代人が崩しやすい「こころ・からだ・ことば」をつなぐ回路を育てるため、日本人の身体感覚を基とした俳優訓練法「ポかメソッド」を練り上げ、普及に努めている。ワークショップ経験も豊富で、日本各地で行う他、国際交流活動も多い。小・中・ 高・大学の授業、財団主催など、長期に渡るワークショップも行っている。市民劇の戯曲執筆、一般の参加者によるワークショップから公演に発展させる仕事も多数。着物の着付け、着物で動く講座「くのいちへの道」初級編〜上級編も人気がある。