新井 英夫 (あらい ひでお)

幼少より落語に親しみ、のち演劇を始める。学生時代は民俗学の調査に同行し、「暮らし」に遺る事象から多くを学ぶ。1987〜96年まで身体表現グループ「電気曲馬団」を主宰、住宅街での大道芸ダンス・再開発地域での十五夜野外劇・都内廃校小学校体育館でのダンス公演等を「投げ銭形式」で実施。まち・人・風景と交わるパフォーマンスをこの頃から継続中。89〜98年まで野口体操を創始者野口三千三氏から学ぶ。その「力を抜いたからだ観」から深い影響を受ける。97年より国内外でのダンス活動を独学で開始。他ジャンルアーティストとの国際共同創作も多数。公演活動との両輪として、障碍のある方・乳幼児〜高齢者の方まで幅広い対象に向けた「からだからダンスを発見する」ワークショップを展開中。国立音楽大学・立教大学にて非常勤講師。