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日差しもすっかりと暖かくなり、なんだかワクワク、足取りも弾んできます。
様々な植物が芽吹く「春」真っ盛りとあって、グリグリ畑での活動もにわかに活気づいています!
今回のワークデーも、開墾、タネまきと盛りだくさんでした。

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今年も、また、新しいメンバーがたくさん来てくれました。どれだけ集まるかな、どんな人たちかな・・・何となくワクワク、そわそわしてしまいます。きっと、新メンバーの方たちも同じような思いで、グリグリに来たのだと思います。
3月に、みんなで必死に校庭を開墾したところに、今日は新しい土を入れて耕したり、すっかり大きくなったほうれん草やわけぎを収穫して、その後にじゃがいものたねいもを植えつけました。収穫した野菜はもちろん、お昼にお味噌汁にしていただきました。しっかりと灰汁があって、フレッシュな、野趣あふれる味噌汁でした!

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071201 036.jpg読んだ本:「だっこ だっこ ねえ だっこ」「いっぽんばしわたる」「なかなおり」「森の絵本」「これはなみだ?」など
午前は、おとうさんおかあさんと一緒に楽しめる絵本が満載でした。「だっこ だっこ ねえ だっこ」は、イヌやネコからタコや靴までも、だっこであたたかく包まれる幸せたっぷりの絵本です。私も思わず目の前の子をぎゅうと抱きしめたくなり、いやいやしかしだっこはお父さんお母さんにされてこそ嬉しいし、私は指をくわえてガマンしました。
午後の「森の絵本」では、1人の読み手がみんなの前に座り、2人の読み手が教室内に身を隠し、森の声になり、いろいろな方向からせりふを投げかけるスタイルで読みました。遠くのどこかから聞こえてくる「おーい…」と呼ぶ小さな声に耳を澄ませるうちに、大人も子どももえほんの中に吸い込まれてしまい、聞き入っていました。

071201 071.jpgえほんの会の後には、子どものリクエストから、お父さんによる「スノーマン」の読み聞かせが始まりました。しかし「スノーマン」は絵のみの本でお話がついていません。が、絵を見ながらお話を作って、見事に読みきりました!お父さんブラボー!!その親子は寝る前に絵本を1冊読むのが習慣だそうで、毎日のあたたかいふれあいが感じられる、幸せ感たっぷりの素晴らしい読み聞かせでした。

先週に引き続きのぷちライブ!
今回のアーティストは、タップやマイム、喜劇、歌などを取り混ぜたショーで魅せるバロンなかざわさんと、時にピアノとピアニカを同時に演奏してしまう驚異の鍵盤奏者、菊地まゆ子さんの協演でした!
昭和のモダンボーイに扮したマイムと歌。オリジナル日本語歌詞のスイング。ピアノ、ピアニカ、鉄琴、ウクレレ、手づくり楽器(湯たんぽが楽器になってる!)などのいろいろな音色に包まれて、どこか懐かしいけど新しいタッチのライブとなりました。
タップダンスの床をはじく音とリズムは、とても気持ちよく楽しい!子どもたちは前に身を乗り出して見入っていました。バロンさんの後に続いて手拍子、掛け声、くしゃみ、咳をマネしてリズムあそびをするシーンでは、大人も子どもも大盛り上がり!バロンさんが帽子をクルクルッとまわして体の上を自在に転がす様子に、子どもから「帽子に魔法のタネが入ってる!!」と声があがりました。おぉそうだったのか!バロンさんは魔法使いだ!
ライブの後は、スプーンを使った演奏のミニ・レクチャーとなり、大人も子どもも興味津々で楽しみました。

「ぷちライブ」は、お日さまサンサンの教室の中で開かれるライブ・コンサート。毎回、小さな赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで、たくさんのご家族がやってきます。
今回のアーティストは、パワフルでキュートな歌声を持つボイスパフォーマーの中ムラサトコさん(実は3人の子のお母さん!)と、セクシーな音色とルックスでお母さんを酔わすギターのシノブさんの協演でした!
満員御礼の教室の中には、小さな足踏みオルガンが置かれ、始まる前からサトコさんの声がループで流れ、なんだかワクワク!

教室に登場したサトコさん、風の音や小鳥のさえずりのような声とともに、素敵な演奏が始まります。なんだか森の中に来てしまったような感覚!イモムシカップルのイチャイチャや、蝶の羽ばたきといった、手と声で演じるパフォーマンスもあり、心がくすぐられ、あったかくほぐされていきました。
ノスタルジックな曲からセクシ~な曲、妖怪の歌(!!)など多数の演奏と、最後は楽しく全員で歌に参加して、独特な音楽世界を堪能しました。

読んだ本:「ユックリとジョジョニ」「サルビルサ」「てざわり」「しろいうさぎとくろいうさぎ」など


今日はいつものメンバーに加えて音楽家のジョー長岡さんが遊びにきてくれて、ピアノやアコーディオンの演奏で絵本の世界をさらに演出してくれました。
「サルビルサ」では、参加者が2チームに分かれ、絵本に出てくるモンスター?宇宙人?といっしょになって音合戦を繰り広げました。楽器やおもちゃ、からだや声を使って、音のぶつけ合い!絵の迫力に負けず、くらくらするほどの音の渦となりました。


「てざわり」では、絵本を読んだ後に、目隠しをされた人に教室の中の「ナゾなモノ」を手渡し、手触りをたよりに何かを当てるゲームを行いました。お母さんに「ナゾ」を手渡した子のワクワクした表情がたまりません!でも、それ、むずかしすぎるよ~~~!


この「えほんの会」では、よく読まれる本がいくつかあります。「ユックリとジョジョニ」もお馴染みの1冊。でも、毎回演出が変化して違った味わいがあるのです。今回は、大ちゃん、みずゑおねえさんが本を読み、さやかおねえさんとジョーさんがお話に合わせてダンスをしました。
この日の最後は、ジョーさんからのプレゼント!オリジナルソング「月とちゃぶ台」をギター片手に歌ってくれました!うっとり~。

いつのまにやらもう春ですが、年初めのASIASは、
巣鴨小学校の5年生29人(女子20人と男子9人)と写真家の梅佳代さんの授業でした。
以前から個人的に好きな作家さんで、当日を子どもたち同様に楽しみにしていました。
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当日の打合せでは少々緊張気味だった梅さんも、教壇に上がるとそれまでの迷いなどは一切感じられないほどの余裕で自己紹介。有名人との仕事の話になると子どもたちからも喚声があがり、それを楽しむかのように、「すごいやろ!」「すごーい」。「今の『~やろ』ってことで、出身地はどこでしょう?」「大阪!」「ブー!」色々な県名が出たがなかなか当てられない。そこで、手で県の形を作って見せると、即「石川県!」ご名答。このやりとりが子どもたちとの距離を一気に縮めたようだった。
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授業は、おおまかに言うと、一人1台ずつレンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)を渡し、 クラスメイトの写真を1枚ずつ撮っていく、といういたってシンプルな内容。
梅さんからのリクエストは「カメラ目線で」 「1枚につき一人ずつとる」というもので、これまたシンプル。時間にも余裕があるし、あっさり撮り終えるのでは、という心配も正直なところあった。
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最初はサクサクと友達(同性)同士で写しあい、なにやら和気あいあいの様子。女子は背景にまで凝りはじめ、男子はおふざけ全開の者もいて大興奮状態に。図工専科の庖丁先生も梅さんも、彼らに混じってシャッターを切る。
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しばらくすると、教室内の空気がさっきと違ってきた。見れば、教室のまんなかを境に、男女別になっている。このクラスは男子が少ないので、同性同士の撮影会は男子の方が早く終わってしまう。まず男子側から女子に「撮影許可」を得ないといけない、というわけだ。「おい、おまえ先行けよ」「何だよ!?根性ナシがっ」 という男子のヒソヒソ声が隅のほうから聞こえてきた。振り向けば教室の隅に男子全員が貼りついている。写真を撮るという行為によって、普段よりも被写体を意識することになる。彼らにとってはこの授業は「照れ」の増幅装置となったわけだ。見ているこっちまで恥ずかしくなるような、そんな甘酸っぱい空気を含んで、少しずつ混ざり始めたが、それでも、なんとなくぎこちない。もしかしたら、当の子どもたちよりも、見ている大人たちのほうが楽しんでいたのかもしれない。
 ~ 次の週、現像上がり。
彼らにとって、カメラといえば「デジカメ」である。通常自分の撮った写真を見るのに時間を要することはないだろう。出来ばえはどんなだろうか、どんな顔で写っているのか、この“わくわく感”はフィルムカメラでないと得られない。
さて、図工室にやってきた彼らからは、先週の甘酸っぱい雰囲気はみじんも感じられなかった。ものの見事に、である。ふつうのお転婆でお笑い大好きな小学5年生だ。
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今日の流れは 撮影した写真の中から、自分のお気に入りの1枚を選び発表し、ファイルに収めるという内容だ。丁寧に選び出された1枚を大型モニタに映し、梅さんが一人ずつ講評していく。講評というより、一緒に楽しんでいる風だ。選んだ理由がそれぞれ思いもよらないヘンテコな理由である。うしろに写っている人や物までも、選ぶ理由になってしまうのだ。それらをひとつひとつを受け止めるように進行してゆくのだが、飽きることはない。たっぷり1時間も他人の作品を見る、ということは5年生とはいえ容易ではないはずなのだが、和やかな空気は崩れることなく最後の一人までみることができた。そのせいもあり、後のファイリングの時間が少し短くなってしまった。
そろそろチャイムが鳴る頃だというのに作業中の子が大半だ。一応の区切りとして梅さんの終わりの挨拶「写真を撮るとき、1対1になるやろ、そこで愛がうまれるんやよ、(ぼそっと)まあ子どものうちはわからんやろけどね。」・・・一同きょとん。いつかわかるときが来るかもしれないが、その頃に何人が今日のことを覚えているのだろう。記念として、ファイル1つ1つに梅さんがイラスト入りのサインをサービス。そのファイルを見たら、「愛」の話のこと、思い出してくれるだろうか。
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ワークショップ後の梅さんの話が印象的だったので追記すると、(時間が足りなかったが)この授業で一番重要な部分は、「1枚1枚写真をみながらファイルに収めるところ」であり、「写真の中の友達と目が合った時にさらに“愛”が深まる」とのこと。梅さんがデジカメでなくフィルムにこだわるのはまさにその部分で、加えて、デジカメでは削除されてしまうような「失敗作」の中に大事なものが納まっていることがあるそうだ。
偶然にも私は2度も写真のワークショップに立ち会っている。写真はその人(撮影者)をストレートにあらわすものであり、写真によって、アーティストの個性が子どもたちにそのまま伝わり、子どもたちも自分をストレートに表現でき、自然と仲間に興味を持つことができる。作品鑑賞に1時間もの集中力を維持することができるのは、他者への興味に他ならない。ASIASではあまり行われないジャンルのワークショップではあるが、これからもさらに多くの写真家と子どもたちとの出会いに期待したい。(事務局・田村)

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今日は、カブさんがバードハウスづくりワークショップをしてくれました。
幼稚園の行事や、風邪ひきがおおかったため参加者は少なかったのですが、親子で1つ、または大人ひとりで1つ作りました。
カブさんはときおり、みんなが畑の作業や、植物のことや、その日やることなどがよくわかるように、手づくりの「グリグリノート」をつくってくれます。この日も、この近所に生息すると鳥や、とりかごの種類、今日作るとりかごのポイントなどをまとめておいてくれました。そのおかげで、みんなもどんな鳥が来てくれるか、イメージしながらつくれたようです。鳥をむかえるために、どんなデザインにしよう?どんな色がいいかな?みんな頭をひねりながら、つくっていました。
今日は色塗りまですませて、この後さらに上に絵を描き、ニスを塗り、完成させていきます。

今回のテーマ「シマシマ」をもとに、楽しくスイーツをつくりました。
まずは手あそびでイメージサンドイッチづくり。パンの間になにはさむ?ハムにタマゴにレタスにイチゴにチーズにチョコレートにスイカに……天井まで届きそうな高~いサンドイッチができて、がぶり!


さて、今回は、シマシマしまうま君づくり。普段は白黒のしまうま君を、今日はいろいろなものをシマシマにはさんで、カラフルなしまうま君に仕上げました。
まずはパティシエさんの見本から。いろんな色のクリームやほうれん草ケーキ、黒糖バナナケーキ、くだものなどを重ねて、シマシマにしていきます。目の前の食材に子どもたちの目はくぎづけ。心の中は「なめたい」「たべたい」の表情。


親子一緒にシマシマをつくっていく作業では、ケーキを好きな大きさに切りながら、食材・色の順番を工夫してシマシマにかさねていきました。縦に重ねすぎて途中で倒れてしまうものも!
最後にしまうま君の顔をつけたら、みんなで完成品を鑑賞し合って、「いただきまーす!」。

 

読んだ本:「さよならさんかく」「ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ」「うさぎちゃんとおひさま」「このにおいなんのにおい」「えをかく」など
今日のえほんの会は、会場の色をいつもと変えて、あちこちにダンボールや布が立ちそびえる内装の中で行いました。午前の会にはお父さんも一緒に来てくれたご家族が多く、うれしい限りです!
「さよならさんかく」では、絵本を読みながら「さんかくってなに?」「しかくってなに?」「黄色いの、どれ?」などなど、教室中を見渡していろいろなカタチとイロを探しました。天井近くに、誰も気づかなかった小さなカタチを見つけてみんなに伝えようと一生懸命な男の子。その指差す先を、全員で「どこ?」「どこ?」「あ~~ほんとだ(納得!)」。宝物探しのような瞬間でした。そういえば、「好きな色はなに?」の質問はよく耳にするけど、「好きなカタチはなに?」は聞かないなぁ。カタチの名前も、これだけいろんなカタチに溢れてる中、名前になってる数が少ないなぁ。「台形」「正八角形」とか、堅苦しいし。。色は素敵な名前が限りなくあるんだから、カタチもいろんな名前が、例えば「干し柿形」とかがあってもいいかも。…独り言でした。


午後の「えをかく」では、途中から目を閉じて、さやかおねえさんが読み上げるものを頭の中にそれぞれのスケール、色、形で思い描きました。目を開けると狭い教室だけど、頭の中では海や空や恐竜などなどがどんどん飛び出し広がりました。