読んだ絵本:「またまたはーい」「へんてこへんてこ」「やさいのおなか」
「ことばのあいうえお」「どうやってねるのかな」「しろくまちゃんのパンケーキ」「しらゆきひめ(紙芝居)」「おおかみと7ひきの子ヤギ(紙芝居)」など
3月になっても、名残り雪が舞ったりとまだまだ寒い日が続いている今日この頃。今年度最後のえほんの会が開催されました。
午前の部、まずは身体ほぐし。大人も子どもも、寒さで丸まった身体を思いっきり伸ばして、さっそく絵本のはじまりはじまり~
「またまたはーい」は、いろんな動物たちが、それぞれの方法で元気に「はーい」とお返事する、たて開きのつくりが抜群に楽しい絵本。
「次の動物は、どんなお返事をするかな?」と想像しながら、めくって、声を出して、思いっきり手をのばして・・・みんなで元気よく返事をしながら読み進めていきました。

「へんてこへんてこ」は、渡ると身体が伸びてしまうという不思議な橋のお話。いつの間にか出来た橋を渡ってみると・・・お母さんや子どもたちも身体が伸びてしまいました。
あら大変!!と思ったら、渡り終えると、もとの身体に戻っていました。よかったよかった。
午前の部の最後の絵本は、久しぶりの「ことばのあいうえお」。
あ行~わ行まで、五十音を繰り返すうち自然とリズムが生まれて歌になります。みんなの「ストップ」の合図で開いたページからはじまる言葉を、大人も子どもも一緒に挙げていきます。
最後はちょうど「さ」で「さようなら~」、ということで、おあとがよろしい感じで午前の会は締めくくりました。

さて、お昼を挟んで、午後の部の一冊目は「どうやってねるのかな」
リスやコアラやコウモリなどなど、動物がどうやって寝るのかみんなで考えました。
「リスはこうやって寝るんだよー」と子どもたちが、丸まって素敵なポーズを実演してくれた姿は、本当にかわいらしくて、うっとりと見ている大人たちでした。
何やらえぽんずさん、何かを隠し持っているよう・・・。
そこから出てきたのは、紙芝居の舞台!!
大人からは「懐かしい~」、子どもたちは「何がはじまるんだろう」とワクワクした様子。

「しらゆきひめ」が始まって、お妃さまが毒りんごを売りに来るシーンでは、えぽんずさんの名演技に本当に怖がる子どもたち。毒で眠ってしまった白雪姫のもとに、小さなかわいい二人の王子が、を助けに来てくれてハッピーエンドで「しらゆきひめ」は締めくくりました。
紙芝居の舞台は子どもたちに大人気。えほんの会が終わったあとも、「ママ読んで!」とママが紙芝居を読む時間になったりと、改めて紙芝居の魅力に気が付いた、そんな1日になりました。

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☆3月のえぽんずさん:
竹内みずゑさん、榎本純子さん、鈴木燦さん、赤羽さや香さん、後藤勇さん、菊池千里さん、小玉陽子さん、櫻井拓見さん

読んだ絵本:「ぼくのおじいちゃんのかお」「はたけのともだち」「ころんだころんだ」「なんげえはなしっこしかへがな」「ぶるどっぐとぼく」「からだっていいな」など。
新しい年が明けて、早1ヶ月。ピカピカな気分で今年もえほんの会がスタートしました。
4ヶ月ぶりのえほんの会。開催を待っていて下さった方がいらっしゃったのか、たくさんの方に来て頂き、賑やかな一日となりました。
午前の会の「ぼくのおじいちゃんのかお」という写真絵本では、おじいちゃんの笑った顔や泣いた顔など絵本の中のおじいちゃんのいろんな顔を、みんなで真似して一緒にやってみます。
おじいちゃんの表情の真似は子どもたちみんな大得意!!表情を見合って笑いあったり、誰かの表情を真似してみたりと、和やかな笑いに包まれながら、大いに盛り上がりました。
盛りがったところで、「はたけのともだち」という、はたけの野菜たちが、次々と楽器を演奏するお話へとすすみます。
一人ひとり、好きな楽器を一つずつ持ち、野菜になりきって、ハーモニーを作っていきます。
みんなで一斉に音を出したり、ソロのパートがあったりと、その場で素敵な音楽が生まれました。
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午前の最後は「ころんだ、ころんだ」という、色んな動物たちが次々に転ぶお話で締めくくりました。
いろいろな動物になりきって、転んで転んで最後は会場みんなが一つになって、大きなおまんじゅうに。
心も身体もホクホク暖まった午前の会となりました。
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お昼を挟んで午後の部。
午後の最初は「ひともじえほん」という写真絵本。ひらがな一つひとつを、身体で表している絵本です。
子どもたちは、絵本を見ると、あっという間に文字を作ります。「ま」など3人であらわす文字は、大人も子どももみんなで協力して、一生懸命作っていきました。きれいにできて、みんなで拍手。
肌寒かった部屋も、あっという間にポッカポカになりました。
次に読んだのは、「なんげえはなしっこしかへがな」という津軽弁の絵本。お話自体が長いのではなく、出てくる数字の単位が大きいので、同じ言葉を何度も何度も繰り返す「果なし話」といわれるお話なのです。
おかあさんにも読んでもらったりしながら、果てしなく長い単位の数に思いを馳せて読みました。
津軽弁がわからなくても、「果なし」のおもしろさは子どもたちにも伝わったようで、大笑いの時間となりました。
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「ぶるどっくとぼく」は、犬が怖い「ぼく」がお父さんに教えてもらった「おまじない」を唱えながら、犬を克服していくお話です。
えぽんずさんの名演技で本当に怖い犬が登場。みんなで「いぬ、い、ね、うし、とらと呪文を唱えながら、怖い犬を克服して、最後は仲良くなりました。
午後の最後は「からだっていいな」というからだの不思議さ、大切さ、面白さを描いている絵本で締めくくりました。
えぽんずさんオリジナルの歌にのせながら、普段は何気なく動かしている「からだ」のことを一人ひとりが大事に想いながら、絵本の会は幕を閉じました。
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さて、次回のえほんの会は3月8日です。
皆様のお越しをお待ちしております!
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☆1月のえぽんずさん:赤羽さや香さん、後藤勇さん、櫻井拓見さん、田中晶さん、たけうちみずゑさん

読んだ絵本:「かおかおどんなかお」「あんよあんよ、ねぇあんよ」「かばくんのふね」「あつまるアニマル」「まっくらまっくら」など。
暑さ寒さも彼岸まで、という言葉通り、この最後の夏の名残を感じさせる日差しの中、2ヶ月ぶりのえほんの会を開催しました。久しぶりにえぽんずメンバーがほぼ全員揃い、ゲストも交えて賑やかな一日となりました。
この日の一冊目は「かおかおどんなかお」。怒った顔や泣いた顔、笑った顔などなど、いろんな顔もみんなでやってみます。お母さんたちの「おすまし顔」は見応えが。最後には子どもたちの顔が自然と「いい顔」にほぐれていきました。

続いては「もこもこ」。「しーん」から始まり、色々な擬音語と生き物のようでもあり景色のようでもある不思議な形や色の絵で綴られていく本。コントラバスの音色が心地よく響く中、絵から想像される世界を擬音語で声に出してみたり、身体の動きもつけたりして絵本の世界を楽しみました。
その次は、ちょっと元気に身体を動かす「あんよあんよ、ねぇあんよ」。ひよこやおばけ、ハンバーガーだって歩いちゃうお話。みんなで好きな楽器を一つずつ持ち、自由に演奏しながらいろんな歩き方をしてみました。

最後はまたしっとりしたお話の時間。「かばくんのふね」という少し長い物語を読みました。優しい「かばくん」が動物園の仲間たちを助ける様子に、子どもたちも静かに耳を傾けて見入っていました。
お昼を挟んで午後の部。午前と同じく玉ねぎを使った自己紹介で会が始まりました。玉ねぎはまん丸ではないので、コロコロ少し予想と違った方向に転がっていくことも。玉ねぎを手にしたら、自分の名前と好きな動物を教えてもらい、そのままその好きな動物になって身体ほぐし。えぽんずメンバーがライオンになってみんなを追いかけたり、逆にみんなに追いかけられたり、身体がほぐれたところで、午後の一冊目は「あつまるアニマル」という動物のお話から始めました。

そして「へっこきよめさま」という昔話では、ゲストの方々も大活躍。「へ」で村の人々を助ける嫁様の様子を、風を巻き起こし音や身体の動きで盛り上げるえぽんずの様子に、子どもたちからも大きな笑い声が。

最後の締めくくりは「たいようオルガン」。歌のように語られるお話に合わせて、オルガンを持ちながら旅をしたり、
黒板には何やら絵のような模様のようなものが出来上がっていきます。子どもたちもあちらこちらに興味を持って動き出し、音楽の演奏に加わったり黒板のお絵かきに加わったり、ふんわりした空気のまま会を終えました。

さて、次回のえほんの会は来年1月を予定しています。詳細は決まり次第HPなどでご案内いたします。
日が空いてしまいますが、皆様のお越しをお待ちしております!
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☆9月のえぽんずさん:渋谷橙さん、渋谷千里さん、たけうちみずゑさん、赤羽さや香さん、後藤勇さん、櫻井拓見さん
ゲスト:榎本順子さん、鈴木燦さん

読んだ絵本:「あおくんときいろちゃん」「はやくはやくっていわないで」「みずちゃぽん」「いちはかたつむりじゅうはかに」「びりびり」など
セミの声も賑やかに、本格的な夏の到来を感じる7月の日曜日、今年度初めての「読んで遊んでえほんの会」を開催しました。今回は、えぽんずメンバー二人に、千田庸子さんをゲストにお迎えして、前半は指人形のパフォーマンス、後半はえほんの読み聞かせ、という内容でお送りしました。

午前の部、部屋の中にはいつもと少し違ったカラフルなセットが。今日はどんな事が起こるかという期待を胸に、
始まりの挨拶が終わったら、早速指人形劇の始まり始まり~。登場したのは二人のクマさん。セリフのない劇でしたが、一生懸命助け合いながら体操をするクマたちの様子に、「がんばれ~!」と子どもたちから声援が飛びました。

その次は、「まほうのヨーグルト」というお話。お兄さんが作ったヨーグルトを、ネコが思わず食べてしまったのですが、最初は素直に謝ることができない、というお話。「ヨーグルトを食べたら目が見えなくなるんだよ」などと言うお兄さんの言葉に、反省して最後には謝ったネコ君。子どもたちは人形の動きの一つひとつをじっと見つめ、集中してお話を聞いていました。
さて、たっぷり指人形を見たら、後半は身体も動かしながらの絵本の読み聞かせ。午前の部は子どもたちからの読んで欲しい本のリクエストが殺到。「あおくんときいろちゃん」「はやくはやくっていわないで」を読んだ後は、お子さんと一緒に来ていたえぽんずメンバーも加わり「ラーメンちゃん」。

ラーメンを渡る場面では、子どもたちが列になってクッションの上などを渡りながら教室を縦断。そのままの勢いで「ぼうぼう」という火の燃える様子が続く絵本に。小さな炎から大きな炎まで、身体も揺らして声も出しながら絵本の世界を味わいました。
午後の部も、前半の指人形は子どもたちが食い入るように見つめる中進行。登場する動物たちにすっかり感情移入している様子もでした。後半の絵本は、「びりびり」というお話から。いろんな形、いろんな音で黒い何かが破れて(?)いきます。途中、お父さんたちや子どもたちにも、どんな音で破れるか声を出しもらいました。黒い何かが破れて数が増えるたび、子どもたちもえぽんずメンバーの後ろに列になって教室をあちこちへ移動します。

「めっきらもっきらどおんどおん」は、えぽんずのお友だちが読んでくれました。教室の照明を暗くして雰囲気も出しつつ、不思議な夜の世界に現れるおばけたちの、ちょっと可愛くてへんてこな言葉に思わず笑顔がこぼれます。

そしてこの日の最後は「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」というお話。おじいちゃんのおじいちゃんはどんな人?とさかのぼっていくと、「ひいひいひいひいひいひいひいひい…………おじいちゃん」になり、どんどん「ひいひいひいひいひい」の数が増えていきます。シンプルな事ですが「ひいひいひいひい…」と頑張って色んな言い方で言い続けるえぽんずメンバーに、子どもたちは笑いが止まらない様子。時に一緒に声を出したり、思わず前に出て一緒に踊ってしまう子も。暑い最中にも関わらず、たくさんのご家族で賑わったえほんの会でした。
さて、次回のえほんの会は9月を予定しています。(詳細は決まり次第HPなどでご案内いたします。)今年も「読んで遊んでえほんの会」をよろしくお願いいたします!
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☆7月のえぽんずさん:田中晶さん(俳優)、たけうちみずゑさん(俳優)
ゲスト:千田庸子さん(指人形)

「畑@校庭まるごと体感デー」の全体レポートに続き、プログラムの一つとして開催した「ぷちライブ!」の様子をお届けします。子どもから大人まで楽しめることをモットーに始めた「ぷちライブ!」も今回で11回目を迎えました。
今回のアーティストは、ROCO(ロコ)さん。のびやかな歌声をジャジーなメロディーに乗せて、誰もが聞き馴染んだ童謡が、さらに素敵な曲に大変身。午前は小さなお子さんとご家族向けのほんわかゆったり室内ライブ、午後は校庭の芝広場でどなたでも自由にのびのび楽しめる屋外ライブと、2ステージ行いました。
○午前は親子・家族向けの室内ライブ
午前は、別棟にある元音楽室でのライブ。子どもたちはかっこよくアレンジされた童謡に、心を躍らせた様子で楽しんでいました。後半の「おもちゃのチャチャチャ」では、子どもたちに楽器を配り「チャチャチャ」の部分で好きに音を鳴らしてもらったり、「アイアイ」では、かけ合い部分をみんなで一緒に歌ったり、お客さんにも参加してもらいながら子どもも大人も笑顔あふれる楽しい時間をつくりました。
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○午後はどなたでも楽しめる屋外ライブ
初夏を感じるほどの暑さが、心地よい5月の風でようやく和らいだ夕暮れ前、たくさんの方々が待ち望んでくださったライブがスタート。子どもも大人も関係なく、知っている曲が演奏されると嬉しそうに一緒に口ずさみ、ドラムやキーボードが奏でるジャジーでかっこいい音色に身体を揺らしていました。ROCOさんのオリジナル曲「おめでとうた」では、ROCOさんのあたたかみのある歌声が校庭いっぱいに広がって、一人ひとりが生まれてきたことへの「おめでとう」が、みんなを優しく包み込んでくれるようでした。
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読んだ絵本:「はなをくんくん」「ぽぱっぺぽぴぱっぷ」「ぼくのくれよん」「ガッタンゴットン」「へんてこへんてこ」など
いつもより早く満開を迎えた桜がハラハラと舞い散る中、今年度最後のえほんの会を開催しました。今回は、久しぶりのえぽんずメンバーも大集合、ゲストもお迎えして、春を迎えるワクワクが溢れた賑やかな一日となりました。
午前の部、まずは種になったつもりで身体ほぐし。暗い土の中からモゾモゾモゾモゾ、芽吹いてグングン伸びて、ひまわりやトマトなど思い思いの花を咲かせた身体をフワフワと風に漂わせました。そして再び土に還り、種に戻ったら、絵本のはじまりはじまり…

一冊目は、「はなをくんくん」。冬眠していた熊たちが春の匂いを感じ、森に溢れ出す笑い声。今の季節にピッタリな絵本でした。続いては、「ぽぱっぺぽぴぱっぴ」という言葉遊びのような絵本。伝染していく「ぱ行」の響きにピアニカの演奏も重なり、えぽんずメンバーがお客さんの中に入って行くと、自然と笑顔も広がります。

三冊目は「ガッタンゴットン」。ゲストの叩くジャンベ(アフリカの太鼓)のリズムと共に、みんなで足踏みや楽器を鳴らしながら旅に出かけました。四冊目はお客さんからのリクエストで選ばれたお話。ぞうさんの作った落とし穴が、もぐらや雨のおかけで巨大な泥んこプールになってしまう「ぞうさんのおとしあな」。プールに入った様子を身体も動かして楽しみました。

そして午前の部の最後の絵本は、久しぶりの「ことばのあいうえお」。あ行~わ行まで、五十音を繰り返すうち自然とリズムが生まれて歌になります。「い」は「いたい」など、五十音の一つ一つから始まる言葉が一ページずつ描かれた絵本。お客さんの「ストップ」の合図で開いたページの言葉をえぽんずメンバーが広げていきました。最後はちょうど「さ」で「さようなら~」、ということで絵本はおしまい。
でも、会はまだ終わりません。この日ゲスト参加の純子さんが、「えぽんずソング」を作って来てくれました!ぱ行の歌詞がたくさん出てきて、ジャンベや手拍子でみんなで歌ってみました。みんなで「ピピパプペパ~」と何回も歌ってから会をお開きにしました。
さて、お昼を挟んで午後の部は、赤ちゃんを抱えたパパママえぽんずメンバーも参戦。さらに賑やかに始まりました。一冊目は「ぼくのくれよん」。「絵本が見えるとこまで寄っといで~」と声をかければ、かぶりつきの子どもたち。みんなが好きな色を尋ねてみたり、絵本の中に登場しなかった色を部屋の中で探したり、「もう一回読んで!」というリクエストもあって大盛り上り。

そのままの勢いで、再び「ガッタンゴットン」と旅に出ます。帽子を被ったサーカスが登場したり、山に登って「ガッタンゴットンガッタンゴットン」みんなで部屋の中をあっちへこっちへ一緒に旅しました。

旅が終わるとそこに登場したのは橋。三冊目の「へんてこへんてこ」は、渡ると不思議な事が起こる不思議な橋のお話。えぽんずメンバーが身体で作った「へんてこ橋」。渡ると身体が長~く長~く伸びてしまうのです。犬や猫、キツネに象など様々な動物が長~くなってしまうのを、お母さんや子どもたちにも実演してもらいました。言葉と音楽の境目を自由に行き来する子どもたちは、いつの間にか楽器ブースも作って準備万端。絶妙なタイミングで絶妙な音楽を奏でて、お話を素敵に演出してくれました。

締めくくりは、立ち上がって身体を動かしながら「知らざあ言って聞かせやしょう」という歌舞伎のお話を。読み始める前に、足を踏み鳴らしながら一斉にジャンプする練習、歌舞伎の世界へ突入です。お母さんたちにも一ページずつ「さあ!」と読んでもらいます。最初は突然の事に戸惑う方もいらっしゃいますが、だんだん要領が分かってくると歌舞伎役者っぽい演出がみんな上手くなり、足踏みもジャンプも元気になっていきました。

使われている言葉も内容も難しいお話、抽象的な言葉が一見意味なく羅列されているお話、たくさんの生き物や自然に気づく事のできるお話など、色々なお話が絵本の世界には溢れています。えぽんずメンバーは、その世界を身体の動きや音楽を織り混ぜて広げて旅をします。そして言葉や音楽、リズムと身体がまだまだつながっている子どもたちの生きている世界と出会う時、そこに現れる世界の深く静かな豊かさに、大人は毎回ハッとさせられるのでした。
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☆3月のえぽんずさん:
赤羽さや香さん、竹内みずゑさん、田中晶さん、渋谷橙さん、菊池千里さん、櫻井拓見さん
ゲスト:
柳澤純子さん

読んだ絵本:「ふしぎなナイフ」「ふようどのふよこちゃん」「オオカミがとぶひ」「ブラッキンダー」「はやくはやくっていわないで」など
新しい年を迎え陽の光がキラキラと差し込む暖かな1月の日曜日に、えほんの会を開催しました。今回のえぽんずメンバーは渋谷橙さんと田中晶さんのお二人。珍しく男性のみの回となりました。
午前の部、今年の干支にちなんでニョロニョロと蛇のように身体をほぐしてスタート。その蛇の身体がいつの間にかナイフになり、「ふしぎなナイフ」が一冊目。ポキッと折れるナイフ、プクーッと膨れるナイフ、どんどん不思議な形に変化してきいきました。

二冊目に読んだのは少し長めの物語「ふようどのふよこちゃん」。腐葉土が主人公のお話に、「ふようど」って何だろうと考えながら、豊かな自然を支える腐葉土の様子が語られていきました。そのうちに、えぽんずさんの差し出す楽器で子どもたちが即興の演奏をつけ始めました。

それならばと、みんなに好きな楽器を選んでもらい「カニツンツン」ではみんなに楽器を鳴らしてもらいながら読みすすめ、途中からは言葉に身体の動きもつけて、よじれたり、伸びたり、床をゴシゴシこすったり、様々な動きをみんなにも真似してもらいました。そしてその後もずっと楽器と一緒に賑やかなまま午前の部を終えました。

午後の部は、お昼ご飯も食べた後だからか、まったりした空気の中でスタート。最初の身体ほぐしは近くの人にも触れながら、身体を柔らかく伸ばしていきました。そして、一冊目は「ブラッキンダー」。黒い線で描かれる宇宙のような絵や「キンダー」と呼ばれるサボテンが登場したり、「ブラッキンダー」ってなんだったのか、という抽象的なお話でしたが、子どもたちは静かに世界に引き込まれていました。

そんな集中力のある参加者の方々の様子だったので、二冊目も「はやくはやくっていわないで」を静かめバージョンで。途中から打楽器で演奏をつけてみると、ピアノの得意な女の子が弾いてくれた曲がちょうど良いBGMになり、えほんの世界にピッタリでみんなからも拍手をもらっていました。

その姿に触発されてか、楽器に興味をもつ子どもが少しずつ音楽を奏で始めます。アコーディオンを抱えて、ちゃんとえぽんずさんの朗読に併せて演奏する女の子がいたり、自分の好きな楽器をたくさん並べて演奏していたらいつの間にか絵本のお話にピッタリの効果音になっていたりして、子どもたちの感覚には脱帽です。
その後は紙芝居で「おおきくおおきくおおきくなあれ」。みんなにも「おおきく~」と言葉を言ってもらい、卵から恐竜が生まれたり、大きな大きなケーキに変身したり、その様子に子どもたちも楽しそうに反応していました。たくさん音を出して声も出した後は、午前にも読んだ「ふようどのふよこちゃん」を賑やかバージョンで。子どもたちは音楽にも慣れた様子で、えぽんずメンバーにも近寄って賑やかに聞いていました。

さて、次回のえほんの会は3月30日(土)を予定しています。
春の光が感じられるようになっていればいいなと思いながら、皆様のご来場をお待ちしております。
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☆1月のえぽんずさん:渋谷橙(俳優)、田中晶(俳優)

12月のえほんの会
読んだ絵本:「くものこどもたち」「ラーメンちゃん」「あいうえおにぎり」「てぶくろ」「ぶたたぬききつねねこ」「ぶんぶんぶるるん」「はらぺこあおむし(英語バージョン)」など
12月も半ば、クリスマスも近づいてみんながワクワクしている日曜日、約3ヶ月ぶりのえほんの会を開催しました。
今回のメインは音楽家のえぽんずさん。なので、来てくれたお父さんお母さんに呼びかけて絵本を読んでいただき、えぽんずさんが絵本に合わせて様々な音を出しました。大勢の前で絵本を読むのが初めてというお父さんお母さんも、いざ絵本を読んでもらうと子どもたちみんな絵本に夢中。とても素敵なえほんの会になりました!
午前の部、まずは楽器の紹介から始まりました。見たこともない楽器に子どもたちも興味津々。みんなで音遊びを楽しんだ後は、いよいよ絵本の登場です。
二冊目に読んだのは「ラーメンちゃん」。ラ・ラ・ラ ラーメンちゃんのリズムがおもしろい可愛らしい絵本です。中でも盛り上がったのが「つるつる♪つるつる♪つるつるめん♪」の言葉に合わせて参加者の方々が大きな布の麺の上をみんなで渡って渡って、ラーメンを作った場面です。みんなで大きな美味しそうなラーメンを作ることができました。

そしていよいよ参加者のお父さんお母さんが読み手となっての絵本の時間が始まりました。
お子さんが隣で読み手のお父さんお母さんを見守る姿も見られ、とても優しい時間が流れていきました。最後には英語バージョンの絵本も登場してみんなで英語にも挑戦、とても楽しい時間となりました。

お昼を挟んで、午後の部。
午後の部の楽器の紹介では子どもたちが実際に楽器を触って音を出してみました。初めて聞く音に子どもたちもとても嬉しそう!笑い声と共に午後の部が始まりました。
午後の部の最初は、クリスマスも近いということで『赤鼻のトナカイ』をみんなで絵本の途中で歌って一足早いクリスマスを楽しみました。三冊目は、参加者のお母さんが読んでくれた「だるまさんシリーズ」「だるまさん」の後に続く言葉をみんなで考えてもらいながら楽しい時間が流れていきました。
最後の絵本「どうぞのいす」では参加者のみなさんが登場人物のリスやうさぎの主人公になりきって、絵本に登場したり、本当のはちみつを小道具として使ってみたり、即興でちょっとした劇を作りながら、絵本の世界に入り込むことが出来ました。

あっという間に時間は過ぎて、午後の部の最後はえぽんずさんのライブで締めくくりました。暖かな夕暮れが差し込む部屋の中での優しい音楽に子どもも大人もうっとり。贅沢なライブとなりました。

次回のえほんの会は1月27日(日)を予定しています。
まだまだ寒い日が続きそうですが、暖かなほっこりとした時間をご用意して皆様のご来場を心よりお待ちしております。
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☆12月のえぽんずさん:後藤勇さん(コントラバス)
ゲスト:坂ノ下典正さん(ギター)、米本実さん(自作電子楽器)、鈴木由花さん

読んだ絵本:「もけらもけら」「ぼくがラーメンたべてるとき」「ぼくもだっこ」「アンジュール」「meta めた」など
9月の終わり、台風が近づいて残暑が厳しいある日曜日、約4ヶ月ぶりのえほんの会を開催しました。今回は、えぽんずメンバー2人に、ボイスパフォーマーの徳久ウィリアムス幸太郎さんをお迎えして、絵本の世界に、身体の動きとちょっと不思議な声を織り交ぜた会となりました。

午前の部、まずは身体ほぐしから始まりました。お尻やひじなど身体の一部を使って名前を書いたり、みんなで手をつないで円になり、隣の人に身体の動きで波を送ったり声を送ったり。最後は立ち上がってみんなで集合、フワッと手を放して広がったら、いよいよ絵本の登場です。
二冊目に読んだのは「もけらもけら」。抽象的な形や色に、不思議な擬音語が添えられた絵本です。参加者の方々にもいろんな読み方をしてもらい、それにえぽんずメンバーが身体の動きをつけていきます。飛んだり跳ねたり回ったり、どんな音からだって動きが次々に生まれていきました。

引き続いては、「ぼくがラーメンたべてるとき」。ある瞬間に同時に起きている様々が場所を変えてどんどん展開されていく世界を、読み手もどんどん変えながら表現しました。

そして午前の部の最後には、徳久さんによるライブパフォーマンス。畠山直哉氏の「LIME WORKS」という、石灰採石場や工場ばかりが収められた写真集を見せながら、短いライブを披露してくれました。絵本だけではなく、写真でも読み聞かせができるというのはスタッフにとっても新しい発見。子どもたちは写真を見ているのか見ていないのか、好き好きに自由に遊びつつも、時折みんなが、ふと、音に集中して聴いているような瞬間もある、そんな心地の良い時間にもなりました。
お昼を挟んで、午後の部は参加者の人数も3組と少なくなり、不織布で作った大きな大きな布をフワフワさせて遊んでいる内に、いつの間にやらゆるやかに会が始まりました。一冊目は午前と同じ「もけらもけら」。場所をさらに広く使って、やま天国に登ったり入り込んだり、また違った音の表現が生まれました。

三冊目に読んだのは「ぼくもだっこ」。いつの間にか、この日初めて出会った男の子たちが、まるで兄弟のようにぴったり隣同士に座っている姿が印象的。お話の最後には、また大きな不織布を使ってくるまったり身体も動かしたりした後に、「アンジュール」という文字のまったくない絵本へとつなげていきました。

徳久さんの演奏や、えぽんずメンバーの声に合わせて、自然に楽器を演奏している男の子の手。切ない犬の気持ちが静かに教室に満ちていくようでした。
その後は、「meta めた」という画集を使って、参加者のみんなで絵本をつくってもらいました。一つの絵をみんなで見て、自分が思いついた好きな音や身体の動きをみんなで共有していきます。ウクレレやタンバリン、ホースにベル、いろんな楽器や物も使って、一人一人が考えた絵本がつながっていきました。

あっという間に時間は過ぎて、午後の部最後も徳久さんのライブで締めくくりました。今度はえぽんずメンバーの動きに、子どもたちもいろいろな楽器に思い思いの音で参戦。そんな競演をのんびり眺める大人たち。贅沢な時間となりました。

さて、次回のえほんの会は12月16日(日)を予定しています。また一つ季節が巡って冬。木枯らしが吹いているかもしれませんが、ほっと温まる時間をご用意して、皆様のご来場をお待ちしております。
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☆9月のえぽんずさん:赤羽さや香さん(俳優)、小玉陽子さん(舞踏家・俳優)
ゲスト:
徳久ウィリアム幸太郎さん(ボイスパフォーマー)

「畑@校庭まるごと体感デー」の全体レポートに続き、その中で開催されたプログラムのひとつ、「ぷちライブ!」の様子をお届けします。子どもから大人まで楽しめる、「ぷちライブ!」も今回で10回目となりました。
お迎えしたアーティストは、「COINN」。こどもと、おとなと、あかちゃんに送る、4人組の音楽バンド。ギター、ウクレレ、チェロ、ドラム、歌、色とりどりな編成で、愉快で切ないミュージックコンサートを奏でてくださる方々です。午前は小さなお子さんとご家族向けのほんわか室内ライブ、午後は芝生が広がる校庭での屋外ライブ、と2ステージ行いました。
○午前は親子・家族向けの室内ライブ
午前は、小さなお子さんを抱っこしながらでも聞きやすい室内でのライブ。アンプラグドのやさしい楽器の音色に包まれた時間となりました。COINNのオリジナル曲はもちろん、季節は夏、ということで即興?のお化け話を語った後に「おばけなんてないさ」を歌ったりしてほんわかした時間を過ごしました。

○午後はどなたでも楽しめる屋外ライブ
暑さの厳しい日だったのでお客さんがどのくらい集まるか心配しましたが、少し日が陰ってきた頃から人の姿も少しずつ増え、いつのまにか、たくさんの方々がライブの始まりを待っていてくれました。ライブが始めると、子どもたちは惹きつけられるようにじっとCOINNの姿を見つめ、楽器にも興味深々。知らず知らずのうちに近寄ってくる子どもたちも。メンバーの方々も、アコーディオンやギターを抱えて観客の中に入っていき、お客さんを盛り上げたり、みんなで一緒に歌ったり。夕暮れ時に、ホッと一息つけるような音楽の時間となりました。