読んだ絵本:『ぽぱーぺぽぴぱっぷ』『おなべふ こどもしんりょうじょ』『もこもこもこ』『ちょっとまって』『おばけのてんぷら』など
早くも夏の訪れを感じるような陽気となった5月の日曜日。にしすがも創造舎のクロージングイベント「みんなで過ごす2日間」の一つのプログラムとして「読んで遊んで えほんの会 フィナーレ」を開催しました。2006年度から152回続けてきたえほんの会も、建物の移転に伴い、最終回を迎えることとなった次第です。最後ということで、久しぶりにお越しくださったお客さんも、初めて立ち寄って下さったお客さんも、いつも以上にたくさんのお客さんで教室が賑やかな声に包まれた一日でした。
始まりは『ぽぱーぺぽぴぱっぷ』。えぽんずメンバーの、ピアニカとコントラバスの演奏から、自然とお話が始まりました。言葉の意味よりも響きを楽しむような不思議な擬音語がたくさん詰まった絵本なので、まるで音楽を聞いているようなひと時でした。その後は、少し身体を動かしてリラックス。季節も良いので、ぐんぐん芽が出る動きを身体でやってみた後に、2冊目の絵本『どんどこ』を読みました。

いろんな野菜が出てくるお話で、葉っぱの絵を見ただけでも「大根!」「ごぼう!」など、何が出てくるか考えて教えてくれる子どもたち。だんだんクイズのようになっていき、当たった時は大盛り上がり!みんなの気持ちも温まったところで、読んで欲しい本を聞いて、3冊目は『ずかん じどうしゃ』。今日はどんな乗り物に乗ってきたかをみんなに聞きながら、色々な車の絵を見ました。
そして4冊目は『おなべふ こどもしんりょうじょ』。「おなべふ」というわらべ歌を元にしたお話です。「おなべふ おなべふ」と唱えるようにうたいながら、親子でお子さんの腕をマッサージしてもらったり、子どもたちに診療所に来る子どもの役をお願いしたり、みんなで一緒にお話を読み進めました。

そして午前の回の最後は『はらぺこあおむし』。お腹を空かせた青虫が、赤い服を着ている子はリンゴ、といった風にお客さんをどんどん食べに行きます。「ここにあるよ!」と食べ物と同じ色の服を来た人を教えてくれたり、「食べて欲しい!」と言わんばかりに服を見せてくれたり、ここでも子どもたちが大活躍でした。
午後の部は、みんなで輪になってお互いの顔を見合うことからスタート。手をつないで波の動きを隣の人に伝えるような身体ほぐしをしてから絵本の世界に入っていきました。『ちょっとまって』という絵本では、友だちの家にお使いに行くネズミの「シムくん」が、行く先々でいろんな動物に伝言を頼まれてしまい、それを忘れないよう、ミミズのことは緑という具合に、色とりどりのリボンを結んでもらうというお話。えぽんずメンバーの身体に実際にリボンを結んでもらいながら読んでいき、子どもたちも手伝って、一緒に伝言も覚えてくれていました。

続いても、動物のお話で『もりもりくまさん』。これも音楽に乗せてうたうようにクマさんのお散歩が語られました。子どもたちも立ち上がって一緒に「ウワァ!」と身体を動かしながら楽しみました。
そしてみんなに楽器や身体で音を出してもらって一緒に読む『ドオン』という絵本も。お客さんを半分ずつ、鬼チームと人間チームに分けて大きな音を出し合う場面もありました。最後に全員で大きな大きな音を出した後、みんなで息を合わせて「ドオン!!!」。その後に一瞬の静寂が訪れたところから、次第に笑い声が広がっていきました。

最後の締めくくりは『おおきなかぶ』。まずは大きなコントラバスをカブに見立てて、なかなか抜けないカブを引くための助っ人を大募集。おじいさん、おばあさん、孫に猫に犬、ネズミ、と手伝ってくれる子どもたちが連なって、みんなで「うんとこしょ どっこいしょ!」の大合唱。カブが抜けたら、大きな白い布が登場し、みんなにその布の下に入ってもらい、しばし大きな布と遊んで会を終えました。
子どもも大人も、これまでこの場所に足を運んで下さった皆さんが、えぽんずと一緒に、たくさんの色とりどりの豊かな絵本の世界を広げて下さったことに、改めて感謝の気持ちでいっぱいになる一日でした。「またこの場所に来たい!」「この場所が大好きです!」と言ってくださる皆さんの想いと、これまで積み重なって来た出来事たちが、にしすがも創造舎という場所が無くなっても、それぞれの心の中で、それぞれの形で何かしらつながっていくものがあれば良いなあと願っています。これまでの10年間、えほんの会をとてもとても温かく、優しく支えて下さり、本当にありがとうございました!
※にしすがも創造舎のフィナーレ 特設サイト⇒http://sozosha.anj.or.jp/finale/
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☆5月のえぽんずさん:赤羽さや香さん(俳優)、榎本純子さん(俳優)、後藤勇さん(コントラバス弾き語り)、櫻井拓見さん(俳優)、鈴木燦さん(俳優)、たけうちみずゑさん(俳優)、飯田博子さん(ダンサー)

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