DSCN3697_a.jpg大収穫の夏が過ぎて、実りの秋がやってきました。グリグリの畑には、秋をずっと待ち続けていた野菜があります。それはさつまいもです。植えたときは、たった一枚の葉だったのが、根っこをつけ、たくさんの葉っぱで覆われるほどにまで成長し、たくさんの実をつけてくれたのです。その数およそ30コ!掘り上げたときの喜びといったら、子どももおとなも歓声をあげずにいられないほどでした!そのさつまいもを、11月半ばの週末に焼いもにしていただきました。


校庭からかき集めた枝や枯れ葉で焚き火を焚いて焼いたら、それはそれは甘くておいしいさつまいもでした。DSCN3696_a.jpgこの日は、メンバーのおばあちゃまの提案で、アルミ缶をつかった飯ごう炊さんも行ったのですが、こんなに身近なもので作ったとはおもえないほど香ばしく、おいしいご飯を子どもたちは大口をあけてほおばっていました。今回のように、みんなが考える畑での過ごし方をワークデーに生かしていくのは、これからグリグリが積極的にやっていきたいこと。みんなの畑だから、みんなで畑とのつき合い方を考えていきたいのです。

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焼いもの次の日には、グリグリとしては初めての遠足に出かけました。出かけた先は栃木県藤岡町の「渡良瀬エコビレッジ」です。ここでは、ちょうどいまが大収穫のタイミングだというオーガニックコットンの摘み取りと綿繰(わたくり=タネ取り)体験をさせてもらいました。コットンは背の低い木なので、子どもたちでも簡単に摘むことができます。今年は豊作ということもあり、みんなで大きなかご6はい分ものコットンを摘んできました。DSCN3710_a.jpgDSCN3726_a.jpg

コットン摘みも、綿繰も、とてもシンプルな作業でありながら、なんとも病みつきなる楽しさがあり、思わず夢中にさせられるものでした。東京から2時間足らずののどかな田園風景の中で過ごした一日は、子どもたちにとってどんな時間だったのでしょうか。すべてはその生き生きとした表情に表れていたと思います。
DSCN3701_a.jpgそうそう、みんなが一番びっくりしたのは、脱皮した蛇の皮がきれいにそのまんまの形で残っていたこと!2歳の男の子はひょいと手でひろってみんなに見せびらかしてました。
今後も、いろいろな場所や人たちと交流を重ねながら、みんなの畑づくりを考える機会をつくっていきたいと思っています。

-参考-
渡良瀬エコビレッジ
https://blog.canpan.info/watarase/

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